本システムのご紹介

開発までの経緯

京アニ事件後、消防庁は「危険物の規則に関する規則の一部を改正する省令」を公布しました。
内容は、仮に顔見知りの常連客であっても免許証を提示してもらうなどの本人確認を行い、
また、使用目的を訊ね、販売記録を作成・保管することが求められるものです。
特石法廃止以降の一連の規制緩和により、SS業界では、急激な環境の変化の中、約半数が淘汰されるという非常時に、
また、利益につながらない負担が増してきました。
当社は地方でガソリンを販売する為、農家や漁業者など容器で持ち帰るお客様が多い為、詰替えるときの対応に問題意識を持ちました。

ガソリンを容器に詰替え販売する時の問題点

人員不足の中、少しでも負担を軽く出来ないか。
そこで、誰でも簡単に、今回の法改訂に対応できる[SSガソリン詰替え販売記録システム]Webアプリを作ろうと思いました。

本システムの特長

無料会員

スマホ・タブレットなど様々なプラットフォームからでも入力でき、一元管理できるように、クラウド環境を利用したWebアプリで、 簡単に遠隔地にある営業所の管理も楽に出来ます。
また、システム導入・運営の為のコストもインターネット回線と端末(PC/スマホ/タブレット)があれば無料で実現できます。
もちろん、複数の端末から使い放題で利用できますから、スタッフ各人のスマホを使って入力できます。
データー入力・訂正・削除・販売記録参照はスマホ・タブレットで販売記録の作成はPCでどうぞ
ただ、無料会員の場合は販売記録ダウンロードと顧客マスタの登録数に制限があります。

有料会員

上記機能制限はありません(販売記録ダウンロードと顧客マスタの登録数の制限)
¥750/月で実現できます。
ただし年契約(\9,900 消費税込み)です。
PCでダウンロードしたエクセルファイルを販売記録として保存するという使い方をお勧めします。

(エクセルファイルをダウンロードする機能は有料会員のみ)

実証実験を通しての感想

思った以上に、固定した顧客の利用が多い為、一度顧客マスタに登録しておけば、入力がとても楽!
顧客マスタを登録するときも郵便番号を入力するだけで住所が表示されるので、そのまま[Enter]
当SSの立地が農業地帯である為、多くの詰替え販売が、「継続顧客」として扱える為、
いちいちの免許証などの確認が不必要で処理できる。
これって、この処理が面倒で今後詰替え販売は断ろうとしているSSにとっては、一つの解決策になるんじゃない?

PS.上記で「継続顧客」と表現したのは、

消防危第197号
令和元年12月20日
消防庁危険物保安室長

ガソリンを容器に詰替えるときの確認等に係る運用要領について
1.(2)
ア 既に上記(1)により本人確認が行われている顧客の場合
イ 顧客と継続的な取引があり、当該事業所において氏名や住所を把握している場合
を根拠に判断しています。
ガソリンを容器に詰替えるときの確認等に係る運用要領について

会員専用 システム構成

SSログイン
売上入力
売上訂正
継続顧客登録・編集
販売記録 (Excel形式のダウンロード)
SSマスタメンテ